学校概要
富山市北部に位置する本校は、大正5年創立の東岩瀬実業補習学校を前身とし、創校100年を超える歴史と伝統を誇る総合制高等学校です。これまで輩出した2万人を越える同窓生は、県内外の各界で活躍しています。令和2年、富山県立水橋高等学校との再編統合により、普通科、普通科体育コース(1年次開設)、くすり・バイオ科(工業科)、情報デザイン科(商業科)の3学科・1コースとなりました。
総合制高等学校の特徴は、多様な学科・コースで学ぶ生徒が個性を磨き、それぞれの良さを生かして切磋琢磨しながら相互に尊重し、高め合う教育環境にあります。
【普通科】
進学をめざして、広い教養と受験に対応できる十分な学力をつけることを目標とし、3年間にわたってきめ細やかな指導を行い、生徒の多様な進路希望に応えています。
専門学科のノウハウを活用し、幅広い分野に関する研究テーマに対応できる探究活動にも力を入れています。
【普通科体育コース】
アスリートとしてのより高い技術と人間力を養い、全国レベルの大会での活躍を目指すとともに、将来のスポーツ振興を担う人材の育成を目指しています。技能だけでなく、コーチング理論やスポーツ心理学などスポーツ文化等に関する専門的な学習も学びます。
【くすり・バイオ科】
「薬都とやま」を支える薬学やバイオテクノロジーの基本的な知識や技術を学び、製薬企業や化学系企業の薬品製造、品質管理の業務に従事できる人材の育成を目指しています。最新の機器や設備を使って、実践的で専門性の高い学習に取り組む中で、科学的思考力と応用力を持った視野の広い工業人を養成しています。
【情報デザイン科】
日々進化するビジネス社会に対応できる人材、デザイン技術を持った職業人の育成を目指しています。ビジネスとデザインの基礎を生かした企業経営(模擬株式会社)地域課題解決の提案活動など、創造力、企画力、提案力を高める学習に取り組みます。
部活動について
文化部・運動部ともに、部活動も盛んで、主な実績として、令和5年度は、陸上競技部、水球部、剣道部、女子テニス部、フェンシング部、カヌー部の6競技が全国大会に出場しました。また、サッカー部、野球部は県大会準優勝、野球部は、令和4、5年度春の甲子園大会の21世紀枠候補としても選ばれました。また、吹奏楽部が北陸大会出場、美術部、書道部が全国高等学校総合文化祭に出場するなど、好成績を収めています。
多くの生徒たちが文武両道で学校生活を送り、進学や就職など自分の未来を切り拓いています。